専科紹介

2023年度における教員数は、専任50名(舎長、主事、クラス担任24名、専科教員24名)、さらに理科、音楽、絵画、造形、体育、英語、情報、習字、総合、図書、国語、算数の非常勤講師24名が在職しています。これらの豊富な教員によって、1年生から音楽、絵画、造形、体育、英語、情報、総合という科目を専科授業として取り入れています。

  • 理科Science

    1911(明治44)年、幼稚舎は小学校として日本初の理科実験室を作りました。幼稚舎の理科の特徴は、「直接経験重視」と「採集理科」です。理科を好きになる一番の近道は本物の自然に触れること。本物の自然との直接経験で、自然が大好きな児童の育成を目指しています。

  • 音楽Music

    音楽科では、一番の目的を「ハーモニー」、つまり他者との調和を体感することと考え取り組んでいます。音楽の基礎となる歌唱を中心に捉え、器楽合奏や創作等の表現活動、鑑賞、音感教育等を通し、より質の高い音楽的体験を得ることを目指しています。

  • 絵画Art

    1年生はクレヨン、2~3年生は水彩、4年生以降は油彩を扱います。上手に描くことより、絵を描くことを通して自分らしさを探り、それをどのように活かすか考え、実行する力を身に付けることを主眼としています。

  • 造形Crafts

    自らのイメージを、自らの計画のもと、自らの手でよりよい形にする力を身につけます。物事や手仕事、身近な自然や文化に触れる過程で、世の中や人々との関わりを見出しながら、感性・思考・身体感覚を統合的に発揮し、逞しい集中力や創造性を育みます。

  • 体育Physical Education

    「まず獣身を成して、のちに人心を養う」の教えに基づき、人間の基盤作りとして取り組んでいます。体育は目標に向かって一生懸命に努力することで達成感を味わうことができます。その目標を与えるのではなく、自分の力で見つけ出してほしいと考えています。

  • 習字Calligraphy

    習字では毛筆を中心に、筆使いや文字の仕組みを理解させることで文字構成の習得を目指しています。また、創作活動では自分らしさを表現する力を養い、豊かな感性を育てることを大切にしています。

  • 英語English

    低学年生は歌や遊びを通して英語に慣れ親しみ、4年生以降は少人数制で発話の機会確保と個々の興味や関心に対応しやすい環境を整えています。欧米やアジアの小学校との交流が児童に英語を「使う」機会を与え、モティベーションを高めています。

  • 情報IT

    問題の発見や解決、アイデアを表現するためにICTを使いこなすことを目指します。幼稚舎生全員が一人一台のタブレットを利用し、プレゼンテーションやプログラミング、インターネットリテラシー、映像編集、データの収集・分析などを学びます。